日本のものづくり
の原点を
体感できる
環境が魅力
Y.M
入社年 2017年(大学院卒)
所属部署 第一製品開発部 西日本開発課
日本の技術の素晴らしさを
世界に発信したい。
大学では地学を勉強していました。当時、学会などで海外に滞在する機会も多く、また就職活動を始める前には3ヶ月ほどフランスに短期留学をしていたこともあります。海外生活では日本と他国との違いを見つけることが楽しみでした。特にものづくりに興味があり、海外との技術の違いや日本人ならではのこだわりなどを改めて実感する機会が多かったですね。そこで就職活動では、日本のものづくりの素晴らしさを海外にも広められる仕事をしたいと考えました。日本の技術の素晴らしさって車や新幹線などはもちろんですが、身の回りの小さなことにまで気がつけるところにあると思います。三笠産業はキャップだけでこんなに売り上げを出している。海外に向けた製品づくりも始めていると知り、自分が目指していた部分と一致したのが入社のきっかけでした。
現在は製品開発部に所属して、お客様のご要望に沿ったアイデア出しや研究、CADを使った製品設計から製品立ち上げまでに携わっています。
製品が形になっていくことの
喜びを糧に。
開発や研究というと高度な技術をイメージしがちですが、意外と地道なアナログ作業も多いです。多い時には1日に2000回以上、キャップを開けて注いで閉めてを繰り返すことも。例えばお客様から「使いづらい」というご意見があれば、その原因がどこにあるのかを深く探るのが私たちの仕事。お客様の視点で繰り返し使ってみることが何より大切です。
やりがいを感じるのは、新しいアイデアに反応をいただけたり、同僚と意見を出し合ったりするときです。金型構造を考えるのは難しいですが、パズルを解くような楽しさもあります。また、自分が携わった製品が世の中に出るとき、日常生活の中でその製品を見つけたときにも喜びを感じます。
社内は競い合うような雰囲気はなく、穏やかな人が多い印象です。特に開発課内はいつでもみんながアイデアを出しやすいムード。気になることがあれば先輩も後輩も上司も関係なく、みんなで集まってフランクに意見交換をしています。また、社内に釣り好きな方が多く、一緒に釣りに行くこともあります。
積極的なチャンレンジを
応援してくれる社風。
日本の包装の素晴らしさ、三笠産業の製品の魅力をまだまだ海外に伝えきれていないと感じています。これからも自分の技術を磨きながら、現在の国内の市場動向や新技術の情報を積極的に収集するよう心がけています。同時に、ものの考え方やこだわるポイント、スピード感など、海外とのギャップを感じることもありますね。例えば、海外ではスピード感を優先してほしいというお客様の要望を受けることがある一方、国内では、機能性を重視する要望が多いと感じます。コミュニケーションを図るのは得意な方なので、海外のお客様にもできるだけ速やかな、適切な対応をしていける人間でありたいですね。
採用試験を受けるにあたって未経験であることを気にする方も多いと思いますが、実際には気にする必要はありません。入社してからは積極性と責任感を大事にするよう指導を受けてきました。積極的にチャレンジしたい気持ちがあれば、ちゃんとそれを見ていてくださる上司や先輩がいて、チャンスや情報をもらえます。新しいことに挑戦したい、成長し続けたい方にぜひ来ていただきたいですね。